2020年6月23日火曜日

アラスカ航空とワシントン大学


こんにちは、ロミーです。

 ワシントン州を代表する名門校ワシントン大学は西海岸でも優秀な大学です。特に医学部や建築学部、それに近年ではコンピューター科学部などに人気が高いです。

 またスポーツも盛んで、女子のバスケットバール、バレーボールや体操などが全米トップクラスの強豪と知られています。男子ではアメフトやボート競技が人気です。

 そんなスポーツ施設にも企業の看板が付いている大学は少なくありません。ここワシントン大学には1920年完成しました(のちに拡張などの改築を施工)アメフト競技場、通称ハスキースタジアムにも写真①のようにゲートに大きく冠スポンサーのアラスカ航空の文字が掲げられています。


↗写真①Alaska Airlines Field at Husky Stadium

 アラスカ航空は201593日にこのフィールドの命名権を購入し、正式名称をAlaska Airlines Field at Husky Stadiumとしました。10年間で4,100万ドル(45億円)の契約です。これはアメリカ大学アスリート競技施設では最大規模のものです。


↗写真②Alaska Airlines Arena at Hec Edmundson Pavillion

 その隣には写真②の1927年に完成した屋内アリーナのヘック・エドマンソン・パビリオンが建っています。Hec Edmundsonは元バスケットボールのヘッドコーチを務めた方です。2000年のリニューアルオープン時には、バンク・オブ・アメリカが10年間の命名権契約をし、名称もBank of America Arenaとしました。

 そして、契約終了後の2011120日にアラスカ航空と新スポンサー契約を結びました。正式名称をAlaska Airlines Arena at Hec Edmundson Pavillionと命名されました。命名権料は年間5,250万ドル(5,700万円)の10年契約を結んでいます。

こうして、ワシントン大学の重要スポーツ施設2カ所がアラスカ航空がスポンサーとなって命名権契約をしているのです。

では、皆さん良い1日を!
シアトルより

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